青森市の茶葉専門店「コノハト茶葉店」(青森市松原、TEL 017-762-7585)が1月15日、移転リニューアルオープンした。
2009(平成21)年に「お茶と音楽をセットで楽しんでほしい」をコンセプトに開いた同店。茶葉とともに茶器やテーブルウエア、CDを中心とした雑貨を販売する。茶葉の産地はインド、中国、台湾、日本など。現地の茶畑に足を運ぶなどして買い付け、オリジナルのブレンドを含めて多いときは100種類を販売する。
今回の移転リニューアルでは、特に「コト」の機能の充実を図ったという。店長の佐藤ちはるさんは「イベントスペースとロースタリーを新たに設置した。これまで夜間しかできなかったお茶の講座を、日中も開くことができる。お茶を焙煎(ばいせん)する様子を見ていただくこともできる。今まで以上に多くの人に、お茶を楽しんでもらえたら」と話す。
国産煎茶にレモングラスと抹茶をブレンドした「抹茶入りシトラス・グリーンティー(ティーバッグ10P入り)」(875円)、ほうじ茶に焼きリンゴの甘い香りとアップルビッツをちりばめた「焼き林檎ほうじ茶 ティーバッグ10P入り)」(875円)などが人気商品。「はじめてのお茶講座」「チャイづくり」などの講座は不定期に開くため、開催情報はSNSで知らせる。ロースタリーは近日中に稼働する予定で、ほうじ茶の焙煎から始めるという。テイクアウトメニューも今後再開する。
佐藤さんは「今まで以上にお客さまとの距離が近い店にしたい。一人一人の話を伺って、お茶に関する悩みに寄り添いアドバイスできたら」と話す。
営業時間は10時~19時(日曜18時まで)。火曜定休。