災害支援団体合同チーム「TEAM JAPAN」が2月9日~12日、青森市内で雪かきボランティア活動を行った。
全国で被災地支援やボランティア活動を行っている同団体。沖縄からチームメンバーと共に青森に来たという同団体隊長のてんつくマンさんは「青森が80年ぶりの大雪で、屋根の雪かき中に人が亡くなったり、お年寄りが転倒してけがをしたりしているのをニュースで知り、いても立ってもいられなくなった。チームメンバーに声をかけ、青森に行くことを決めた」と話す。
雪かき場所は、一人暮らしの高齢者宅や青森駅前の新町商店街の歩道など。地元メンバーたちと、知り合いからの情報やSNSに寄せられた要望を受け決めた。雪かき道具は同団体の地元メンバーが集めてくれた物や、全国のメンバーから寄せられた支援金で購入した物という。
11日は、盛岡や八戸などからもメンバーが応援に駆けつけ、9時30分から18時ごろまで新町商店街の歩道の段差解消のため雪かきを行った。てんつくマンさんは「青森駅前には高齢者専用住宅施設があり、高齢者が少しでも安心して通行できるようにしたい」と話す。
このほか、踏み固められた雪により歩行が難しくなった道で、地面が見えるまでつるはしや鍬(くわ)で氷や雪のかたまりを砕いた。そろいのピンク色のビブスを身に着け作業するメンバーに、通行人からは「ありがとう」「ご苦労さま」など、感謝とねぎらいの声がかけられた。
長野から参加した中学2年生の田原優生さんは「長野にも雪は降るが、こんなに積もっているのは見たことがない。硬い雪や氷を砕くのは体力がいるので大変だが、できる限り頑張りたい」と話す。沖縄から参加した中学3年生の山田琉友さんは「最初はスコップの使い方が分からず、教えてもらうことからスタートした。今回の雪かきの経験は、将来ボランティア活動をする時の糧になると思う。いつでも助けに行けるように経験しておくことが大事」と話す。
てんつくマンさんは「雪深い中暮らす青森の人たちはすごい。状況を受け入れているように感じるが、地元の人に話を聞くとやはり大変な思いをしている。時間が限られている中で、できることをするだけ」と話していた。