コーヒー店「COFFEE EN(えん)」(青森市古川3)が12月1日、3階建てマンション「Better R10」1階にオープンした。
自家焙煎(ばいせん)コーヒーを販売する同店。青森の塗装・内装会社「ピース」が空間をプロデュースする店内は、木、サボテン、多肉植物など緑で囲んだスペースと、グレーと白を基調にしたシンプルで無機質なスペースで構成する。店舗面積は52平方メートル。席数は約11席。
店長の古川翔也さんは東京のコーヒー店「猿田彦珈琲」で5年間勤めた経歴を持つ。独立への思いと地元をコーヒーで活気づけたい思いが高まり、3年前にUターン。これまで、飲食店でバリスタとして勤務したり、イベント出店したりするなどの経験を積んできた。「常に笑顔の接客を心がけている」と古川さん。
店名の由来について古川さんは「縁によって生かされている。『EN』の店長をすることになったのも、デザイナーの友人からの縁。お客さまにとっても当店がさまざまな縁結びの起点となり、つながっていく場所になればとの思いを込めた」と話す。
ドリンクメニューは、本日のコーヒー(400円)、「エチオピア」「ホンジュラス」などのドリップコーヒー(600円~)、蜂蜜オレンジのラテ(650円)、ENのカフェラテ(550円)、ココア、緑茶(以上、600円)など。未就学児向けメニューとして、リンゴジュース、オレンジジュース、ココア(以上150円)、フレーバーを選べるミルクを無料で提供する。フードメニューは、あんバタートースト(400円)、ピザトースト(400円)、プルドポーク(600円)、ティラミス(500円)、チーズケーキ(400円)など。ドリンクはテイクアウトにも対応する。
7時からはバタートースト、ジャム、サラダに「本日のコーヒー」を付けた「モーニングセット」(500円)を1日10食限定で用意する。古川さんは「憂鬱(ゆううつ)になりがちな朝を当店で過ごすことで気分を盛り上げてもらえたら。好きな席を選んで、コーヒーと一緒に空間も楽しんでほしい」と話す。
営業時間は7時~14時。日曜・月曜定休。