青森空港の専門除雪隊「ホワイトインパルス」の出動式が12月1日、青森空港(青森市大谷)で開かれた。
ホワイトインパルスは、年間の累計降雪量が10メートルを超える青森空港の除雪専門部隊。青森市内4社の建設4社が共同で、青森空港の滑走路3000メートル、幅60メートルを約40分で除雪する。今年は11月18日に4回出動した。
出動式には120人いる隊員の一部が集まり、除雪車両をデモ走行。五本松保育園(青森市浪岡)の園児からスコップを受け取った。
同部隊隊長の福士真人さんは「ホワイトインパルスと命名されて今年で10年目。近年は重雪の傾向にあるが、フォーメーションを変えるなどの対策で青森県民の空の足の確保に努めたい」と意気込む。