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青森の履物店にミニチュア下駄のカプセル自販機 全て手作り一点物

さまざまな組み合わせで一点物のミニチュア下駄の一部(写真提供=岡井履物店)

さまざまな組み合わせで一点物のミニチュア下駄の一部(写真提供=岡井履物店)

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 岡井履物店(青森市本町、TEL 017-776-3330)が8月2日、手作りミニチュア下駄のカプセル自動販売機を設置した。

ミニチュア下駄のサイズ

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 手作りミニチュア下駄のサイズは5センチ程度。鼻緒には青森らしくこぎん刺しを施し、本物の下駄同様全て手作り。台の色、鼻緒の色、こぎん刺しの色などの組み合わせで、全て一点物。下駄の台は天然木を使い、漆を塗ったものもある。1足500円。

 同店は1931(昭和6)年、青森市本町で街の下駄販売店として創業。新しい下駄を販売するほか、家庭で眠っている古い下駄の鼻緒のすげ替え、底のゴム付け・交換などにも応じている。

 下駄に興味がなかった人たちに向け、毎日の生活の中に下駄を取り入れるきっかけを考えていた店員の服部優子さん。地域の特色を生かしたカプセルトイが人気と知り、「下駄屋が作るミニチュア下駄」をカプセル自販機で販売することを決めた。

 初回分は既に完売。服部さんは「想像を超える反響を頂きうれしい。現在、次回販売に向けて制作中」と笑顔を見せる。

 営業時間は9時~18時。日曜定休。

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